協力カードゲーム「ザ・ゲーム」の紹介です。
ぼどげーにゃのキットです。
今回紹介するゲームは「ザ・ゲーム」です。
このゲームは、2015年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネートされた人気のカードゲームです。
1人~5人で遊ぶことができますが、このゲームはプレーヤー同士戦うわけではなく、みんなで協力して、勝利を目指すゲームです。
カードは2~99までの98枚があり、遊ぶ人数によって手札の枚数が変わりますが、それぞれ6~8枚の手札を配ります。
場には4つのカード置き場があり、順に手札を出して行きます。
4つの場は2種類に分かれていて、「1から昇順(数字が大きくなるよう)にカードを出すところ」と「100から降順(数字が小さくなるよう)にカードを出すところ」がそれぞれ2箇所ずつあります。
自分のターンが来たら、手札のカードから、場の「昇順にカードを出すところ」にある数字より高いカードを出すか、「降順にカードを出すところ」にある数字より小さいカードを出します。
自分のターンでは2枚以上カードを出さなければいけません。(2枚以上であれば何枚出してもかまいません)
2枚以上カードを出したら、出した枚数と同じ枚数だけ山札からカードを引きます。
これを順に繰り返し、全員で山札と手札をすべて出し切ることを目指すゲームです。
誰かの手番で、ルールに従ってカードを出せなくなったらゲームが終了し、残り枚数が一定枚数以下になれば勝利、全て出し切れたら完全勝利となります。
これだけだと、ただの運ゲーになってしまいますが、他に2つルールがあります。
「昇順に出すところ」と「降順に出すところ」と説明しましたが、このルールを無視できる条件があります。
・場に出ているカードに対して数字をちょうど「10」戻せるカードは、出すことができます。
例えば、昇順で出すところに「36」が出ている場合、「37」以上のカードしか出せないのですが、ちょうど10小さい「26」だけは出すことができます。「26」を出したあとは、「27」以上と「16」だけが出せるようになります。
このルールを上手く利用して、場の数字を戻しつつ、手札を減らしていきます。
もうひとつのルールはコミュニケーションについてです。
・手札の数字が特定される発言以外は可能となっています。
例えば、「ここは進めないでほしい」とか「ここすごく増やしちゃうけど大丈夫?」などです。
逆に、「ここ戻せるから置かないで」は、ちょうど「10」離れているカードと特定できるため言ってはいけません。
この2つのルールを駆使して、みんなで協力し、カードを出し切ります。
プレイしていると、どうしても、一気に数字を進めざるを得ない場面に出くわすので、そこを上手く協力して、カードを減らしていくのが苦しくもあり楽しいゲームです。
難易度もちょうどいい感じで、勝利できないときもありますし、上手くいくと完全勝利もできるときもあるといった感じです。
人気ゲームで、ルールは同じですが、さまざまなデザインのカードで販売されています。
また、通常ルールに加えて、より難しいルールが追加できる「ザ・ゲーム エクストリーム」も販売されています。
ぜひ、遊んでみてください!
ボードゲームザ・ゲーム 完全日本語版 (The Game)
ザ・ゲーム:エクストリーム 完全日本語版
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