手札並べ替え禁止!
カードゲーム「シリメツレツ」の紹介です。
ぼどげーにゃのキットです。
今回紹介するゲームは、カードゲーム「シリメツレツ」です。
2018年にアラカルトカードゲーム賞の1位も獲得している人気ゲームです。
このゲームは、トランプゲームの大富豪のように、手札を出し切ることを目指すカードゲームです。
まず1番の特徴であるルールが「手札を並び替えてはいけない」です。
普段カードゲームをするときは見やすいようにマークや数字などで、カードを並べ替える人が多いと思いますが、このゲームではそれが禁止されています。
大富豪のように、複数枚のカードを同時に出すことはできるのですが、このゲームでは、それらのカードが隣同士に並んでいないと出すことができません。
カードは1~12の数字カードと3種類の特殊カードが含まれています。
スタートプレイヤーから、カードを順に出していき、全プレイヤーがカードを出すかパスをしたら、カードを流して、カードを出した人の中で1番強いカードを出した人が、次のスタートプレイヤーになります。これを繰り返します。
カードを出すときは、前の人より強いカードか特殊カードが出せます。
出せないときはパスをします。
カードの出し方は次の3種類です。
・1枚(数字または特殊カード)
・手札で隣同士並んでいる2枚か3枚の連番(「1・2」、「3・4・5」、「10・X(ワイルドの特殊カード)・12」等)
・手札で隣同士並んでいる2枚か3枚の同数字(「1・1」、「8・8・8」、「9・9・X」等)
カードの強さは、次のルールで決まります。
1.数字が大きいほうが強い
2.枚数が多いほうが強い
3.連番より同数字のほうが強い
強さの例を並べると次のようになります。
1<5<12(1枚)
<1・2<10・11(2枚連番)
<1・1<8・8(2枚同数字)
<2・3・4<9・10・11(3枚連番)
<6・6・6<12・12・12(3枚同数字)
また場にはシールドと呼ばれるカードがそれぞれのプレーヤーの前に2枚表向きで置かれています。
パスをしたときにこのシールドのどちらかを手札の好きな位置に差し込みます。
これにより、手札のなかで連番を作ったり同数字を並べたりすることができることもあります。
2回パスをした状態で、もう一度パスをしてしまうとその人の負けになります。
負けが一人決まるか、一人以外が手札を出し切ると、負けた人または最後まで手札が残った人がライフを失い、すべてのカードを配り直します。
複数回負けて、ライフが無くなってしまったらその人の負けになり1ゲームが終了します。
他に、山から3枚引かなければいけない特殊カードと絶対に勝てる特殊カードがあり、それらをいつ使うかもポイントになります。
手札から、間にあるカードを出して、強い連番や同数字を上手く作って、手札を強くしながらプレイするのが楽しいゲームです。
ぜひ、遊んでみてください!
ボードゲーム支離滅裂 (Krass Kariert) [日本語訳付き]
カードゲーム シリメツレツ 日本語版
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