ボードゲーム界の傑作とも称される「モダンアート」をご存知ですか？このゲームは、プレイヤーが画商として絵画をオークションで売買し、お金を稼ぐ戦略と駆け引きが求められる作品です。競りの方法は5つもあり、それぞれに独自の魅力があります。絵画の価値はラウンドごとに変動し、最も人気のある画家の作品が高値で売れることも。今回は、「モダンアート」の魅力と遊び方について詳しくご紹介します。
モダンアートの基本ルール
「モダンアート」は、4ラウンドから成るゲームで、最終的に最もお金を稼いだプレイヤーが勝者となります。各ラウンドでは、画家の絵画が競りにかけられ、プレイヤーたちはそれを入札して購入します。競りの方法は5つあり、競り手法によって絵画の価値が変わります。このバラエティ豊かな競り方式がゲームに深みを加えています。
競り手法
- オープン・オークション（公開競り）: 絵画がオープンに出品され、誰でも入札可能。
- シークレット・オークション（秘密競り）: 入札額を非公開にして行われる競り。
- フィクスト・プライス（固定価格）: 絵画に設定された価格で買うか選択。
- サイクリング（順番競り）: プレイヤーたちが順番に絵画を買うか選択。
- ダブル・オークション（二重競り）: ２つの絵画に対し、同時に上記のいずれかのオークションが行われる。
ゲーム内では、競りに参加することで得られるお金や、絵画の価値を正しく見極めることがカギとなります。また、競りの際に他のプレイヤーの動向や心理を読むことも大切です。競りに成功し、絵画を手に入れたら、その絵画が評価されるラウンド終了時に高額で売れるかもしれません。
美しさと深みのあるデザイン
「モダンアート」の魅力は、単なるゲームとしての要素だけでなく、美しく芸術的なデザインにもあります。ゲーム内の絵画は、5人の異なる画家によって描かれ、それぞれのスタイルが特徴的です。
遊びやすく、奥深い戦略
「モダンアート」は、ルールがシンプルながらも、奥深い戦略が組み込まれています。競りゲームの名作として高く評価されており、何度もプレイしても飽きません。プレイヤーたちは絵画の価値を見極め、競りで成功するために様々な戦略を立てることが求められます。どの絵画を手に入れ、どの絵画を競りにかけるかの選択も重要です。また、他のプレイヤーとの交渉や心理戦も楽しめる要素となっています。
プレイ人数と時間
「モダンアート」は3人から5人で遊べますが、4人でプレイするのがバランスが良く、最も楽しいと言えるでしょう。3人の場合は競りの機会が減り、5人の場合は手番までの待ち時間が増えるため、4人がおすすめです。プレイ時間は約45分程度と短めで、気軽に楽しむことができます。
結論
「モダンアート」は、ボードゲームの魅力をたっぷりと味わえる名作です。競りゲームの中でも屈指の奥深さと戦略性を持ち、美しい絵画のデザインも楽しめます。プレイヤーたちは絵画市場で競り合い、自分の資産を増やすために様々な策略を練ります。芸術と駆け引きの競演を楽しむなら、「モダンアート」をぜひプレイしてみてください。
