『赤の大聖堂』:モスクワの壮大な大聖堂建設に挑む!
皆さん、ボードゲーム界の新たな逸品をご存知ですか?その名も『赤の大聖堂』。ここでは、プレイヤーが建築家となり、モスクワの大聖堂建設に参加します。このゲームはただのボードゲームではありません。戦略と計画性が求められる、思考型ゲームの傑作です。
ゲームプレイの核心
『赤の大聖堂』のゲームプレイは3つの基本行動に分かれています。まず、設計図から自分の担当する区画を選びます。次に、市場で必要な資材を集め、最後にそれらを建設現場に運び込んで大聖堂を建設するのです。
大聖堂は入り口、階層、ドーム屋根の3種類で構成され、プレイヤーの完成度によって最終的な評価が決まります。
市場での戦略
市場にはレンガ、金、宝石、石材など、8つの異なる資材があります。サイコロを使ってこれらの資材を集め、最大3個までの資材を運び込んで建築を完成させます。資材を上手に集め、効率的に建築を進めることが鍵です。
ゲームのクライマックス
ゲームは、大聖堂の建築や装飾を進めることで進行し、誰かが6区画目を完成させた時点で終了します。最も得点を集めたプレイヤーが勝者となります。計画性と戦略が重要なポイントです。
ソロプレイの魅力
『赤の大聖堂』にはソロプレイ用のルールも存在します。架空のライバル「イヴァン」と得点を競い、一人でも楽しむことができます。
日本での発売とコンポーネント
デビル(スペイン)によって2020年に初版が発行され、日本では2021年11月にすごろくやより国内版が発売されました。2023年4月に拡張の内つ国への使者も発売されました。
総評
『赤の大聖堂』は、シンプルなコンポーネントとルールながら、深い思考と戦略が求められるゲームです。時間がかかる重めのゲームですが、それがまた魅力の一つ。建築家としての腕前を試し、モスクワの大聖堂を最も美しく仕上げたプレイヤーになりましょう!