「カートグラファー」の紹介です。
ぼどげーにゃのキットです。
今回紹介するゲームは、もうすぐアークライトさんから完全日本語版が発売される「カートグラファー」です。
このゲームは、紙ペンゲームで、ドイツ年間ゲーム大賞2020エキスパート部門ノミネート作品です。
ロールプレイヤーというゲームと同じ世界観のゲームで、ロールプレイヤーで遊べる追加カードも同梱されます。
【遊び方】
それぞれのプレイヤーには紙(プレイシート)が1枚ずつ配られます。
11×11のマップがあり、そこに地図を作っていきます。
シャッフルされたカードの山札から1枚カードを表向け、全プレイヤーがそこに書かれた種類の地形(村、農場、森、水)を指定された形で、プレイシートに記入します。
地形や形は複数書かれている場合もあり、その場合は、それぞれのプレイヤーが好きな物を選んで記入します。
通常は、空きマスならどこにでも記入できますが、廃墟のカードが出た時は廃墟のマスに重なる位置にかかなければいけません。
春夏秋冬の4ラウンドがあり、各ラウンド毎に山札に1枚敵カードが混ぜられ、敵が出た場合は、隣のプレイヤーに自分のプレイシートを渡し、カードに指定された形の敵を好きな位置に記入してもらいます。
敵を記入したら、持ち主にプレイシートを返します。
敵は隣接するマスが空きマスのままだと決算時にマイナス点となります。
季節にごとに制限時間が決まっており、カード毎に時間が書かれている時間の合計が制限時間に達するまでカードが表向けられます。
制限時間に達したらラウンド終了で、決算になります。
まず季節ごとに2枚の条件カードで点数計算をします。
条件カードはゲーム準備で4枚公開され、季節毎にその内2枚が点数計算の対象となります。
例えば「3種類の地形に隣接する村は3点」「森がある行、列1つ毎に1点」などさまざまな条件があります。
また、金貨を持っていると1枚1点になります。
金貨はプレイシートに元々書かれている山の上下左右の4マスを埋めるもらえます。
また、地形カードに、2個の形が書かれている場合、片方にコインがついていることがあります。
最後に、敵マスの隣接マスを確認し、空きマスの数だけ点数がマイナスされます。
これを4ラウンド行い、合計点が一番高いプレイヤーの勝利です。
【おすすめポイント】
カードに指定された図形をそれぞれが自分のプレイシートに記入していくタイプのパズルチックな紙ペンゲームです。
パズル系の紙ペンゲームは、空きマスをできるだけ減らした方がいいゲームが多いですが、このゲームは、空きマスはあまり関係なく、カードに書かれた条件で点数を伸ばすことを目指せば良いというのが特徴です。
また、敵カードが出たときに、隣の人に敵を記入してもらうというのが、珍しいシステムで、都合の悪い位置に敵を書かれるので、思い通りにはいかず面白いです。
点数条件のカードが16枚あり、そこから4種類がランダムに選ばれるため、遊ぶたびに違った展開が楽しめます。
何より、紙ペンゲームはお絵描きしてるだけで楽しいですよね笑
ぜひ、遊んでみてください!
アークライト カートグラファー 完全日本語版 (1-100人用 30-45分 10才以上向け) ボードゲーム
- 発売日: 2021/04/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
アークライト ロールプレイヤー 完全日本語版 (1-4人用 60-90分 10才以上向け) ボードゲーム
- 発売日: 2018/04/12
- メディア: おもちゃ&ホビー
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