チキンレースゲーム「ウィキッド・フォレスト」の紹介です。
ぼどげーにゃのキットです。
今回は、タクティカルゲームズさんのゲームマーケット2020秋の新作「ウィキッド・フォレスト」の紹介です。
このゲームは、邪悪な魔女のいる森へ行き、「穢れの花」を集めて、新たな能力や魔力(点数)を獲得するゲームです。
テーブル上に9枚の森カードを裏向きで配置し、スタートプレーヤーが、その中から1枚を表向きにします。
カードには、穢れの花が1個または2個描かれており、その色の穢れの花が取れる状態になったことを表します。
また、カードには、魔女が描かれている場合があります。1枚目の魔女が見えたときはまだ何も起こりません。
すべてのプレーヤーは、それぞれのプレーヤーのコマを手に握るか、手を空っぽで握るかし、前に拳を出します。
みんな同時に手を開き、コマを握っている人は、森の探索を続けます。
コマを握っていなかった人は、森から帰り、現在表向きになっているすべてのカードに描かれた穢れの花をもらえます。
ただし、帰る人が複数いた場合、その人数で割った数しか穢れの花を取ることができません。
(例:5個穢れの花が見えていて2人同時に帰る場合、5÷2=2.5。よって、2個の穢れの花を見えている穢れの花の色から選んで持って帰ります。)
帰った人は手持ちにある穢れの花を使って、能力や魔力を手に入れることができます。
能力は、指定の色をオールマイティーの色として使える能力と、ラウンド開始時に指定の色の穢れの花を1個もらえる能力、カバンの許容量(持てる穢れの花の数)が増える能力があります。
魔力は、同じ色の穢れの花を複数個払うことで、その数分の点数を得ることができます。(赤の穢れの花3個で3点等)
これを全員が帰るか、魔女の描かれたカードが2枚表向きになるまで続けます。
まだ森の探索を続けているプレーヤーがいる時、2枚目の魔女が表向きになった場合、そのプレーヤーは、穢れの花を1個も取ることができずに帰ることになります。
最後の1人が2枚目の魔女に会わずに1人で帰ることができたら、ボーナスの3点がもらえます。
これを繰り返しながら、点数を稼ぎます。
魔女が2枚出る前に帰るチキンレースではあるのですが、タイミングが被るともらえる穢れの花の数が減ったり、持てる穢れの花の量に限りがあったりと、帰るタイミングを考える理由が色々とあります。
前半は能力を増やし、後半は点数を取りに行くといったプレイが定番だと思われますが、能力がある程度あってもチキンレースの部分で上手く穢れの花を集めることができないと、点数を伸ばすことができず、最後までヒヤヒヤドキドキしたゲームになっています。
時に運も必要ですが、能力により、ある程度計画的にプレイできる面白いチキンレースです。
ただ、人気で売り切れが続いているようです。
ぜひ、遊んでみてください!
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